2018/06/29発行 2018 SUMMER掲載記事

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刺激とエネルギーあふれるブランチ

たっぷり食べる中東

週末も朝から新しい刺激が欲しい、元気なニューヨーカーに似合うブランチを提供するのが、フラットアイアン地区にある中東料理レストラン「ヌール」だ。モダンで落ち着いた色づかいの内装の同店は、昨今の予約困難店の一つ。女性客を中心にいつもにぎわっている。

イスラエル出身のシェフ、メイア・アドニさんは天才肌の料理人で、中東一帯のストリートフードから宮廷料理までを全て吸収した上で、ワンランク上の料理に仕立て上げている。

話題のブランチは今年3月から提供を開始したばかりで、季節ごとに変わる、シェフのおまかせ。前菜6皿、ベーグル1個、サンドイッチに主菜、そしてデザートと続くフルコースはとにかくボリューミーで、満足度が高いと評判だ。メニューの全てが日本人にはなじみがなく、エキゾチックな驚きにあふれている。

例えば前菜の中では、しょうゆとチリペッパーにマリネした細切りビーツのサラダがスパイシー。マサバチャというフムスは、白あんのようななめらかな食感で、ほのかに酸っぱい。ファトゥーシュサラダは朝市直送の新鮮なニューヨーク近郊でとれた野菜を、極上のフェタチーズドレッシングであえた、ヘルシーな一品だ。これらに囲まれてドンとテーブルに置かれたエルサレム・ベーグルは、生地が柔らかく、香ばしい。

なんと言ってもこのブランチの主役は、スキレットにのったシャクシュカ。クミンの効いたトマト、チリ、オニオンのソースにポーチトエッグを落とした、中東〜北アフリカの定番朝ごはん。滋養の塊のような料理なので、これなら、残業続きで砂漠化した週末でも明るく乗り切れそう。女子会にも好適。

 

今回紹介する料理は、いずれも季節のコースより。こちらは「Jerusalem Sesame Bagel」
デザートの「Malabi」
メーンの「Shakshuka」は1人前でこのボリューム!
モダンな内装で、中東料理のステレオタイプなイメージを突き破る
ピタサンド「Sabich」。コースは卵以外、動物性たんぱく質を使っていないそう

Nur

TEL
212-505-3420
WEB
http://nurnyc.com/
MAP
34 E. 20th St. (bet. Park Ave. & Broad- way)


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