2017/09/29発行 2017 FALL号掲載記事


vol. 4 ●ワンダーフォトショップ

写真の楽しさ実感

 ニューヨークはショッピングの街。実際に店を訪れるからこそ得られる体験がある。今回は昨年オープンした、富士フイルムが直営する「ワンダーフォトショップ」に足を運んだ。

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 写真のデジタル化が進み、フィルム時代には必須だったプリントの需要が減少。今や撮った写真はパソコンやスマホに保存し、眺めるのはスクリーン越し、ということが多い。そんな中、「写真でもっと遊びたくなる」をコンセプトに、プリントの楽しさを存分に味わってほしいと富士フイルムが展開しているのが、体験型店舗、ワンダーフォトショップだ。店舗は写真文化が根付くフラットアイアン地区にある。

 店に入り、まず目に飛び込んでくるのは、パソコンが並ぶプリントキオスク。スマホやUSBからデジタル写真を転送し、思いのまま編集、デコレーションできて、ものの数秒でプリントが可能。インスタントでは最大で20×25センチまでとサイズも多彩で、それよりも大判も、注文すれば、その日のうちに受け取れる。スタッフのサラ・ロバーツさんによると、「質の高い大判プリントが必要なプロの写真家やファッションモデルもよく利用しますよ」とのこと。

 さらに紙だけでなく、写真をいろいろなサイズや素材のパネルにしたり、クッション、マグカップなどにもプリントできる。サラさんの話では、記念品や誕生日、ウエディングのギフトにする人が多いそうだ。

 写真をプリントした後は、クラフトに挑戦してほしい。店内のテーブルでは工作道具、材料が使い放題。店内には作品を飾るフレームやアルバム、写真立てやウオールデコ用のアイテムも豊富にそろっている。サラさんは、「写真データさえ持ってきたら、全部ワンストップでできるから、気軽に楽しめますよ」と話す。またスタッフは全員写真の専門知識を持っているので、いろいろなアドバイスが聞けるのもうれしい。

 同店は、富士フイルムの直営店だけに、同社の代名詞ともいえるインスタントカメラ「instax(チェキ)」、デジタルカメラ「Xシリーズ」の品ぞろえも豊富で、実際に手にとって触れることができるのも魅力。中でもオススメは、最新のインスタントカメラ「instaxSQ10」。写真撮影後、モニターでクロップや明るさ調整、フィルター加工を施してからプリントできる優れもので、店内で試し撮りもできる。

 若者や観光客に人気のフォトブースでは自由の女神の被り物や小道具が自由に使え、撮った写真はプリントはもちろん、スマホに送ることもできる。また、近年のフィルム人気再浮上で、要望が高まっているフィルム販売や現像サービスもスタートさせた。

 クラフト教室から「instax」「Xシリーズ」のワークショップ、プロのフォトグラファーが教える写真教室なども定期的に開催している。

 「写真でもっと遊びたくなる」。それを心の底から実感できる店だ。

写真の楽しさをワンストップで存分に味わう
①プリントキオスクでは写真編集、フィルター加工ができる他、何枚も組み合わせ自由にレイアウトもできる
②プリントキオスクで作った作品は、数秒でプリントされる
③人気のフォトブース。ハロウィーンやクリスマスなどのイベントの記念に

④⑤⑥専用テーブルでクラフトができる。クラフト用の道具は使い放題。ずっとスマホの中で眠っていたお気に入りの写真が、家やオフィスを飾れるアートに変身

⑦スタッフにアドバイスをもらいながら制作に長時間没頭する人も多いのだとか。ゆっくり楽しめるように無料で飲み物も提供している
⑧「instaxSQ10」は、本体裏のスクリーンで仕上がりを確認してからプリントできる。インスタントフィルムの味わいはそのままに、デジタルの便利さを融合させた最新機種

⑨友人同士で一緒にわいわい加工するのも楽しい
⑩⑪店内には、「instax」「Xシリーズ」がずらり。「Xシリーズ」は購入前に1日無料貸し出しもしている

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